MINAMIブログ

環境問題•地球の歴史•生物について主に書いております。ちょっとした会話のネタに使える記事の薄さですが是非、コメントしていってください!

昆虫の祖先は海にいた?なぜ昆虫は飛べるようになった?

 今回の話題のテーマは昆虫です!

子供のころはバッタやセミなどを素手で捕まえて遊んでいたが大人になって触ることができなくなってしまうことが多いい代表的な生物種。

昆虫は、全動物種の75%を占める地球上で最も繁栄している動物のひとつとされています。
繁栄した要因は昆虫の最大の特徴で翅です。
羽の恩恵は凄まじく分布拡大や生物の多様性をもたらしました。
そんか昆虫の歴史を少しまとめます。

Q.昆虫の祖先は海にいた?

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A. 4億3000万年ほど前まで海に生息していた。

昆虫の祖先はどの生物の中でも陸上にいち早く進出した。
4億1900万年~4億4400万年前のシルル紀に、ミジンコのらような甲殻類の中から陸上に進出する動物が現れました。
その動物の中から翅を発達させて空中に飛び出したのが昆虫です。

 

Q. 最初に海から陸上に進出した動物は?

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 A. トビムシなどの節足動物です。

スコットランドにある4億年前の地層からトビムシの仲間が最古の昆虫に近い節足動物化石として報告されています。近年より古い時代の地層から翅のあるタイプに近い昆虫の化石が見つかり研究が進められています。

 

Q . 昆虫はどうして飛べるようになった?

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A. 水中で生活するときに使っていた鰓脚が翅へと進化しました。

鰓脚とは水中を進むために使われるとともに、水中から酸素を取り入れるのに使われます。
[ホメオティック遺伝子]という特別な遺伝子が働き、鰓脚が前翅と後翅に進化しました。
まず、トンボのように前後の翅が似たようなタイプが生まれ、その後、カブトムシのように、前翅が硬く、膜状の後翅を羽ばたいて飛ぶタイプが現れました。

まとめ

酸素濃度が高かった時代は、昆虫は、生態系の頂点に君臨していました。
昆虫は、数多くの種類がありそれだけ生きる上での固有の特徴がたくさん備わっており探求すればするほど面白い動物種です。
そんな昆虫達のこれからの研究が楽しみですね!